2010年2月26日金曜日

クリーニングキャンペーン第2弾

先週末にカラク城から市内バスセンターまでの道のりを、ゴミ拾いを実施しました。

今回は在ヨルダン日本大使も出席していただき、そのためにカラク県知事や施設長までもが参加。

警察の警備やら、なにやらものものしくなってしまいましたが、天候にも恵まれ無事終了することができました。


こちらは今日は雨とあられと・・・寒さがぶり返してきました。

ここのところ昼間は半袖でも良いくらいだったのに・・・

久しぶりにストーブが活躍してます。

今日は外に出ないで、家でごろごろしてます。

2010年2月19日金曜日

SO指導者研修会

今回アンマンに上がった目的に12日~14日まで、スペシャルオリンピック(SO)の指導者研修会に参加してきました。
ヨルダン国内の研修かと思い、気軽に参加したのですが、会場には30人位の参加者。
ヨルダンはSOに力入れてんな~と思っていたのですが、実はシリアやパレスチナなどの近隣国からも来ていて、国際的な研修だったようです。(それにしては少ないかもしれませんが)

3日間で、ウェイトリフティング・バトミントン・ソフトボール投げの研修を行いました。初日はプロジェクターで表示しながら、SOの歴史や過去の参加状況とウェイトリフティングの寸法などを説明。
アラビーらしく、手元にはレジュメも資料もなく、ただ説明が続く・・・11時に休憩だ、と別室にてシャイとクッキーをつまんで、そろそろ12時なる頃、「これからお祈りの時間だ!」といってほとんどの人が近くのモスクに移動・・・結局1時から続きが始まる。
これがアーディー(普通)の研修風景の様です。

2日目は、バトミントンとウェイトリフティングの実技。
ここに集まるのだから、さぞみんな運動神経がいいんだろうと思っていたのですが・・・意外とみんな運痴。
やはり、ほとんどの学校で体育の授業自体がない現状からすると、これもアーディー。
女性の参加者もいて、ウェイトリフティングにも積極的に実技を行っているのを見ると、うちの施設の職員にも見せてやりたくなります。 なんせ、女性は散歩もままならないのですから・・・
ハシミテ大学の体育専攻の女子大生さんです。

で、3日目はソフトボール投げ。
なんと! 運動場でラインを引いてるのをよ~く見てみると、あれ?これ石灰でないな・・・なんと塩でした。
ヨルダン恐るべし!



そんなこんなで、無事3日間が終了。

JICAボランティアは3名参加し、当然ですがぜ~んぶアラビア語なので、ところどころしかわかってないし、2~3歩引いた位置から参加していたのですが、なんと他の参加者と同じように研修会修了証をもらってしまいました。
よくある握手をしながら修了証をてに、カメラにポーズです。
ひとりひとりこうやって写真撮ってました。


これで、ウェイトリフティングとバトミントンとソフトボール投げの指導ができる!?

いいのかな~こんなんで??


2010年2月18日木曜日

Uyakodon!

アンマンに上がっていた時に、日本食を出してくれる店がある! との情報を得て、行ってきました。
その名も「Tokyo Garden」…もしや日本人がやってるのか?
と思いつつ、店に近付いてみると一緒に行った隊員が「いけすがある!」と発見。
「中は金魚だったりして」などと冗談を言いながら、店の中へ・・・
だ~れもお客はいないし、やっぱりいけすには金魚が数匹泳いでました。
しかし、ここの店の評判は、フィフティー・フィフティーだったので、その実態を確認しに頼んでみることに・・・

メニューを見ると握り寿司と巻き寿司、どんぶりものと麺類など・・・どれも食べてみたい!
ふと見るとどんぶりものの中に「Uyakodon」親子丼を発見!
親子丼を注文してみました。
他の隊員はかつ丼と照り焼き丼で、3人でチキンカツと天ぷら盛り合わせを頼むことに・・・

これがUyakodonです。

結構つゆだくで、味は庶民の味!
あまりきれいなつくりではないので、どちらかというと「どっかのドライブイン」のような感じ。

で、これがチキンカツ

ふつうは揚げてから食べやすいように切るのですが・・・上げる前から切っていたのか、ジューシーではなかった。
たれがまた不思議な味で・・・まずくはないんだけど、でもいつものソースでもなく・・・微妙な感じ。

で、これが天ぷら

残念ながら、カラッ!とは揚がってはいなかったけど、でもおいしかったです。
これも天つゆ?いや・・・天ぷら用ソース?みたいなまたまた微妙な味わいのが出てきたので、塩でいただきました。
野菜のかき揚げとエビと魚がありました。

会計を済ませ、店を出る時に今回の調理師さんらしき人も出てきて「サンキュ~」と言ってたのは、たぶんフィリピーナかな?

しかし、親子どんはうまかった!
また上京の際は食べに行こう!

2010年2月17日水曜日

やっと帰ってきました!

1週間に及ぶアンマン生活からやっと戻ってきた~!

9日は調査団との夕食として韓国料理店へ・・・
民宿の食堂を料理店としても利用しているらしく、アパートの中みたいな作り。
なかなかおいしかったです。(辛かったけど・・・)

で、10日はJICAボランティアが派遣されている「CBRセンター」を見学し、一緒に家庭訪問先を回らせてもらいました。

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CBRとは・・・
Community Based Rehabilitation の略で、従来各地域にリハビリの拠点としての施設があれば、そこに通って適切なリハビリが受けられるが、発展途上国などインフラが整備されていないところでは、なかなかそのような施設は造られず、あったとしても広範囲をカバーしているため、利用者が遠くにある施設に通うこともままならないことがある。
そこで、地域(Community)を基盤(Based)としたリハビリを進めている。
簡単に言ってしまうと、CBRセンターの職員が家庭の人や地域の人々に、支えるべき地域の中の障害者への支援方法を伝え、専門のリハビリを受けられない間に代わりを担ってもらうシステムです。
当然地域の人はPT(理学療法士)の変わりはできませんが、出来ることをできる範囲で行うのです。

実際にはこんなに簡単なことではないので、詳しく知りたい方はこちらへ↓アクセスしてみてください。
http://www.cbr.in/

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訪問用の車などはないので、毎日3~5件を時にはタクシーを利用しながら回っているそうです。
一緒に回らせてもらったのですが、やはり重度の障害のある子どもたちはいました。
重度のCP(脳性まひ)で車いすに膝を折って座っている女の子や筋ジスの男の子。
それぞれご両親にもお会いすることができました。
通常、あまり家庭に男は入れないようなのですが、JICA関係ということもよかったと思うのですが、一番はCBRセンターの方が訪問を続けて、ご両親にもしっかり寄り添って信頼関係を気付いてきたからOKが出たんだと実感しました。
この訪問を行っている女性たちは有償のボランティアなのですが、しっかり研修を受けてきているためか訪問の仕方も押しつけずにノックは3回までと決め、居留守でもメモを残して帰ってくるそうです。
ここのCBRセンターは王立系なので利用は無料。
直接的にPTによるリハビリだけではなく、家庭訪問での障害児の日中活動支援指導を通してのリハビリも行われています。
センター事務所は、女性が中心でお茶をしながらおしゃべりしたり、でも活気のある感じが日本のヘルパーステーションのように感じました。
女性はすごいよね・・・と実感した一日でした。

ほかの話題はまた明日。

 

2010年2月9日火曜日

またまた上京

明日からアンマンです。
JICA本部よりヨルダンの障害福祉分野の調査団が来ていて、ミーティングです。
今後のボランティアの派遣をどうするかを調査しているようです。
先週5日より10日までの日程で、派遣先の施設を回ってます。

で、11日が「アル・オルドン奨学基金」の打ち合わせです。
これは、ヨルダン国内で貧困がゆえに大学に行けない学生の奨学金制度で、JICAボランティアが独自に始めたもので、代々引き継がれてきています。 勉強の意欲があり、英語を必修とした条件は付きますが、現在でも3名の学生の修学を支援しています。 この委員会の参加は任意であり、ボランティアによるボランティア?で運営しています。
資金は、在ヨルダン日本人による寄付金や、いろいろ企画ものに参加していただいた際に、寄付分も加味された参加費を頂いて運営しています。
このお金で学校を卒業した学生が、ゆくゆくは日本とヨルダンの架け橋になってくれればいいですね。

で・・12日~14日がスペシャルオリンピックスの指導者研修があるとのことで、参加してみることになりました。
カラク県障害者スポーツセンターの職員も参加するとのことで、一緒に参加します。
きっとアラビア語でだと思いますが、雰囲気だけでも。無料のようだし。

15日はアンマンのNPOが香水作りの研修を行うとのことで、NPOの日本人スタッフが誘ってくれたので参加してきます。
16日も実際に香水を作るのだそうですが、私はJICAのアフリカ地域障害者セミナーをTVモニターで聴講できるとのことで、参加してきます。 参加できない人のためにビデオ撮影に行くようなもんですけどね。

ということで、16日の夜にはカラクに帰れるかな??
一応PCは持っていこうと思ってますが、ネット環境がどうなるかわからないので・・・

では、行ってきます!

2010年2月4日木曜日

ついに雪!

なんと、今回はちゃんと雪が降りましたよ!
写真は活動に行く時のバスになかから。
朝方起きたら、薄らと雪化粧でした。
一日中、雪が降ったり、晴れ間が出たりの繰り返し。
しかし、朝からバスを待って、活動に行ってきました。
いつもならいっぱいのバスも、真面目な職員5人のみ!
その影響で、昨夜からのスタッフがそのまま昼間帯に突入!
それでも人では足りず・・・
やるきなんかあったもんじゃない!
仕方がないとは思うけど・・・

そして、帰りはいつもは3時なんですが・・・2時にぞくぞくと帰り支度をして、バスに乗り込んでいく。
あわてて、帰り支度をしてバスに乗ってそのまま帰宅!
その日の夜の勤務はどうなったんだろう??と気にしつつ帰ってきました。

どう思います??

2010年2月3日水曜日

雪??

本日の天気はこんな感じです↓

寒くなって、雨が降りそうになると「明日は雪が降るぞ!」とこちらの人は言っていたのですが
結局、あられが降った程度でしたが・・・今回は本当に雪が降りそうな感じです!
ヨルダンで初雪が見られるかも?
そして、雪が降ると職員はこぞって休むんだそうです!
でも・・・入所者はどうすんでしょう??
もし、雪が降ってたら、がんばって活動に行って、状況を確認したいと思います。


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今日の昼食(給食)です。

薄味のご飯に豆が一緒に入っています。
現地の人は、これについているヨーグルトをむちゃくちゃ振ってどろどろにしてから、ご飯にぶっかけて食べます。
これにホブス(うす焼きの丸いパン/ナンみたいなやつ)を一緒に食べます。



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先月末、イエメンに派遣の隊員が全員国外避難となりました。
先に起こったJICA関係者の誘拐事件も引き金になり、もともと情勢が危うい国でしたので、調査の結果このような事態になったようです。
その中には、同じ21年度2次隊の隊員が2名いたのですが、一度日本に避難し、任国変更での活動再開になるようです。
ここヨルダンでも先月末には、イスラエル政府関係者を狙った爆破事件が起きています。
一見平和そうな(隣国に比べると格段に安全ですが)国であっても、やはり何かが起きても不思議ではないことを再認識した事件でした。
街中には、警官も軍人も通常は自動小銃を肩からぶら下げて警備しています。
時々、バスに乗っていると、身分証明書のチェックにバスを路肩に止めさせて自動小銃ぶらさげて入ってきます。
あっ・・・ここ田舎のカラク県では、きっとそんなことはないんだろ~な~・・・と、思ってますけどね。


では、雪が降るかどうか・・・楽しみ楽しみ!