2010年3月22日月曜日

アカバ

18~20日にアカバに行ってきました。
ヨルダンで海に面した県です。
海は紅海で、対岸にイスラエルの都市エイラートが見渡せ、わずかにエジプトの地も見れます。
ここからはフェリーでエジプトに渡ることができます。


アカバ隊員のアパート近くで、隊員が帰ってくるまでサッカーを一緒にさせてくれた子供たち。
若さには勝てません・・・




そして、なんと・・・スキューバーダイビングに挑戦してしまいました!
いわゆる体験ダイビング

英語で酸素をこうやって吸って吐いて・・・
問題なければOKサイン
問題あれば手をこうやって振ってね!
じゃあ~行こうか!
えっ?????
と言う間に海の中に浜辺から入って、フィンをつけてもらい
レギュレーターをくわえて・・・
じゃぶん!  ぶくぶくぶく~
呼吸はどうやってするの??
一瞬過呼吸になり、死ぬかと思ったけど
ゆっくり呼吸ができるようになり
少しずつ深度をまして・・・
お~気持ちいいじゃん!
と、気を抜くとレギュレーターが口から外れそうで
あわてて意識してがっしりくわえこんで・・・
5分ほどするとなんとなくこつをつかめて
周りを見る余裕ができ
およそ20分間の海中遊泳を楽しんできました
水深はおよそ15メートル位まで潜ったようです。




写真はライセンスを持った隊員が撮ってくれました。

絶対にオープンウォーター(初心者クラス?)のライセンスをここでとってしまおう!

いや~ 良かった!
生きて帰れて良かった!

2010年3月14日日曜日

ヒジャーブ

先日JICA主催のとある発表会がありまして

記録として写真を撮ってきました。

最初は、ヒジャーブの女性は写真を嫌がるので

一人一人確認して撮らせていただいていたのですが…

そのうち、私たちの写真を撮れ!と女性ばかりが言ってきて

記録写真というよりは、スナップ写真でした。
日頃は写真を撮ってもらう機会が少ないので
喜んでいました。
もちろん、写真は送ってくれ!と言われましたけどね。



せっかくなので、皆さんにいろいろなヒジャーブ女性を紹介しちゃいます。
皆さんおしゃれです。
洋服に合わせて、しっかりコーディネートしてるんですね。

2010年3月7日日曜日

ヨルダンのTV

ヨルダンでは、ほとんどの家庭が衛星放送を受信してTVを楽しんでます。

受信料は・・・一回も払ってないので、たぶん無料。

衛星なので、近隣諸国(エジプト、サウジ、イエメン、トルコ、レバノン、チュニジアetc)の番組も含め、

何と!!・・・・491chもあります。

地元ニュースch、音楽専門ch、コーランがずっと流れてるch、女の人がひたすら踊っているch、視聴者参加型のみch、サッカー専門chなどなど・・・

多すぎて何だかわからなくなるくらい。

当然、アラビア語がほとんどですが、アラビア語の字幕付きのアメリカの映画などもやってます。



ニュースも当然ヒジャーブを被って読んでます。

これはスポーツニュース。

デジカメで撮った動画です。 音声は・・・全く聞き取れませんでした・・・すいません。












他にも面白いのがこれ!ラクダのレース。
ラクダの背中に乗っているのは、鞭打ちロボットで、並走している車から操作しているらしい・・・
昔は人間が乗ってたんでしょうね。



他にも、おいおい紹介していきますね。
今度はしっかり音声を入れておきます。
今回はここまで。

2010年2月26日金曜日

クリーニングキャンペーン第2弾

先週末にカラク城から市内バスセンターまでの道のりを、ゴミ拾いを実施しました。

今回は在ヨルダン日本大使も出席していただき、そのためにカラク県知事や施設長までもが参加。

警察の警備やら、なにやらものものしくなってしまいましたが、天候にも恵まれ無事終了することができました。


こちらは今日は雨とあられと・・・寒さがぶり返してきました。

ここのところ昼間は半袖でも良いくらいだったのに・・・

久しぶりにストーブが活躍してます。

今日は外に出ないで、家でごろごろしてます。

2010年2月19日金曜日

SO指導者研修会

今回アンマンに上がった目的に12日~14日まで、スペシャルオリンピック(SO)の指導者研修会に参加してきました。
ヨルダン国内の研修かと思い、気軽に参加したのですが、会場には30人位の参加者。
ヨルダンはSOに力入れてんな~と思っていたのですが、実はシリアやパレスチナなどの近隣国からも来ていて、国際的な研修だったようです。(それにしては少ないかもしれませんが)

3日間で、ウェイトリフティング・バトミントン・ソフトボール投げの研修を行いました。初日はプロジェクターで表示しながら、SOの歴史や過去の参加状況とウェイトリフティングの寸法などを説明。
アラビーらしく、手元にはレジュメも資料もなく、ただ説明が続く・・・11時に休憩だ、と別室にてシャイとクッキーをつまんで、そろそろ12時なる頃、「これからお祈りの時間だ!」といってほとんどの人が近くのモスクに移動・・・結局1時から続きが始まる。
これがアーディー(普通)の研修風景の様です。

2日目は、バトミントンとウェイトリフティングの実技。
ここに集まるのだから、さぞみんな運動神経がいいんだろうと思っていたのですが・・・意外とみんな運痴。
やはり、ほとんどの学校で体育の授業自体がない現状からすると、これもアーディー。
女性の参加者もいて、ウェイトリフティングにも積極的に実技を行っているのを見ると、うちの施設の職員にも見せてやりたくなります。 なんせ、女性は散歩もままならないのですから・・・
ハシミテ大学の体育専攻の女子大生さんです。

で、3日目はソフトボール投げ。
なんと! 運動場でラインを引いてるのをよ~く見てみると、あれ?これ石灰でないな・・・なんと塩でした。
ヨルダン恐るべし!



そんなこんなで、無事3日間が終了。

JICAボランティアは3名参加し、当然ですがぜ~んぶアラビア語なので、ところどころしかわかってないし、2~3歩引いた位置から参加していたのですが、なんと他の参加者と同じように研修会修了証をもらってしまいました。
よくある握手をしながら修了証をてに、カメラにポーズです。
ひとりひとりこうやって写真撮ってました。


これで、ウェイトリフティングとバトミントンとソフトボール投げの指導ができる!?

いいのかな~こんなんで??


2010年2月18日木曜日

Uyakodon!

アンマンに上がっていた時に、日本食を出してくれる店がある! との情報を得て、行ってきました。
その名も「Tokyo Garden」…もしや日本人がやってるのか?
と思いつつ、店に近付いてみると一緒に行った隊員が「いけすがある!」と発見。
「中は金魚だったりして」などと冗談を言いながら、店の中へ・・・
だ~れもお客はいないし、やっぱりいけすには金魚が数匹泳いでました。
しかし、ここの店の評判は、フィフティー・フィフティーだったので、その実態を確認しに頼んでみることに・・・

メニューを見ると握り寿司と巻き寿司、どんぶりものと麺類など・・・どれも食べてみたい!
ふと見るとどんぶりものの中に「Uyakodon」親子丼を発見!
親子丼を注文してみました。
他の隊員はかつ丼と照り焼き丼で、3人でチキンカツと天ぷら盛り合わせを頼むことに・・・

これがUyakodonです。

結構つゆだくで、味は庶民の味!
あまりきれいなつくりではないので、どちらかというと「どっかのドライブイン」のような感じ。

で、これがチキンカツ

ふつうは揚げてから食べやすいように切るのですが・・・上げる前から切っていたのか、ジューシーではなかった。
たれがまた不思議な味で・・・まずくはないんだけど、でもいつものソースでもなく・・・微妙な感じ。

で、これが天ぷら

残念ながら、カラッ!とは揚がってはいなかったけど、でもおいしかったです。
これも天つゆ?いや・・・天ぷら用ソース?みたいなまたまた微妙な味わいのが出てきたので、塩でいただきました。
野菜のかき揚げとエビと魚がありました。

会計を済ませ、店を出る時に今回の調理師さんらしき人も出てきて「サンキュ~」と言ってたのは、たぶんフィリピーナかな?

しかし、親子どんはうまかった!
また上京の際は食べに行こう!

2010年2月17日水曜日

やっと帰ってきました!

1週間に及ぶアンマン生活からやっと戻ってきた~!

9日は調査団との夕食として韓国料理店へ・・・
民宿の食堂を料理店としても利用しているらしく、アパートの中みたいな作り。
なかなかおいしかったです。(辛かったけど・・・)

で、10日はJICAボランティアが派遣されている「CBRセンター」を見学し、一緒に家庭訪問先を回らせてもらいました。

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CBRとは・・・
Community Based Rehabilitation の略で、従来各地域にリハビリの拠点としての施設があれば、そこに通って適切なリハビリが受けられるが、発展途上国などインフラが整備されていないところでは、なかなかそのような施設は造られず、あったとしても広範囲をカバーしているため、利用者が遠くにある施設に通うこともままならないことがある。
そこで、地域(Community)を基盤(Based)としたリハビリを進めている。
簡単に言ってしまうと、CBRセンターの職員が家庭の人や地域の人々に、支えるべき地域の中の障害者への支援方法を伝え、専門のリハビリを受けられない間に代わりを担ってもらうシステムです。
当然地域の人はPT(理学療法士)の変わりはできませんが、出来ることをできる範囲で行うのです。

実際にはこんなに簡単なことではないので、詳しく知りたい方はこちらへ↓アクセスしてみてください。
http://www.cbr.in/

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訪問用の車などはないので、毎日3~5件を時にはタクシーを利用しながら回っているそうです。
一緒に回らせてもらったのですが、やはり重度の障害のある子どもたちはいました。
重度のCP(脳性まひ)で車いすに膝を折って座っている女の子や筋ジスの男の子。
それぞれご両親にもお会いすることができました。
通常、あまり家庭に男は入れないようなのですが、JICA関係ということもよかったと思うのですが、一番はCBRセンターの方が訪問を続けて、ご両親にもしっかり寄り添って信頼関係を気付いてきたからOKが出たんだと実感しました。
この訪問を行っている女性たちは有償のボランティアなのですが、しっかり研修を受けてきているためか訪問の仕方も押しつけずにノックは3回までと決め、居留守でもメモを残して帰ってくるそうです。
ここのCBRセンターは王立系なので利用は無料。
直接的にPTによるリハビリだけではなく、家庭訪問での障害児の日中活動支援指導を通してのリハビリも行われています。
センター事務所は、女性が中心でお茶をしながらおしゃべりしたり、でも活気のある感じが日本のヘルパーステーションのように感じました。
女性はすごいよね・・・と実感した一日でした。

ほかの話題はまた明日。